Tuesday, December 10, 2013

伏英館 (ふくえいかん) その1



 今回紹介したい所は伏英館 (中国語で、フイングアン)という廟です。この廟は六壬仙師(りくじんせんし。中国語で、リウ・レン・シエン・シ)を主な神様としてお祈りします。ここは人々があまり知っていませんですから、ここを紹介したいです。何故なら、ここは叔父の廟ですから。私の家からここまで、バイクで五分かかります。住所は76, Ptg Kuching, Kg Setol, Teluk Air Tawar 13050 BW。どうして叔父はここに廟を建ったというと、ここは田舎であり、静かであり、涼しいですから。
 今、六壬仙師について、少し紹介します。まず、「六壬」は中国で古代の占いのひとつです。また、陰陽説の「天生一水,地六成支」、つまり十干の「壬」(じん、壬は水の兄だという意味です)は十二支の「子、寅、辰、午、申、戌」と組み合わせ、「壬子、壬寅、壬辰、壬午、壬申、壬戌」になり、「六壬」と言われています。「六壬」は「変化が無限」という意味があります。「仙」は「仙人」や「仙術」という意味があり、「師」は「先師」という意味があります。
 六壬仙師の仙術は六壬仙法(りくじんせんほう。中国語で、リウ・レン・シエン・ファ)や六壬神功(りくじんしんこう。中国語で、リウ・レン・シェン・コン)とも呼ばれている。中国語で、「仙法」は仙術と呪術だという意味であり、「神功」は神様の功力です。昔、六壬仙法は道教の教徒にだけ教えました。しかし、清の道光帝は六壬仙法を習った漢民族が満州族(清の皇帝は満州人でした)に呪いをかけるのが気になったので、六壬仙法の教えを禁止させました。六壬仙法の師父たちはその呪いが消えるのを心配していましたから、旅の途中であった人に呪いを教えました。今、誰でも興味があれば、学習出来ます。

参考URL:

語彙
読み方
意味
主な
おもな
重要なさま。中心になるさま。
古代
こだい
古い時代。大昔。いにしえ。
占い
うらない
fortune-telling
十干
じゅっかん
(こう)(おつ)(へい)(てい)()()(こう)(しん)(じん)()の総称。これに五行(ごぎょう)の木水を結びつけ、さらにそれぞれ兄()(陽)と弟()(陰)を配し、甲(きのえ)(きのと)(ひのえ)(ひのと)(つちのえ)(つちのと)(かのえ)(かのと)(みずのえ)(みずのと)とよぶ。ふつう十二支と組み合わせて用い、年や日などを表す。
十二支
じゅうにし
暦法で、子()(ちゅう)(いん)(ぼう)(しん)()()()(しん)(ゆう)(じゅつ)(がい)の称。これらを12の動物にあてはめて、日本では、(鼠)うし(牛)とら(虎)(兎)たつ(竜)(蛇)うま(馬)ひつじ(羊)さる(猿)とり(鶏)いぬ(犬)(猪)とよぶ。時刻や方角を表すのに用い、また、十干(じっかん)と組み合わせて年や日を表す。
組み合わせ
くみあわせ
combine, put together
無限
むげん
infinity》数量や程度に限度がないこと。また、そのさま。インフィニティー。
仙人
せんにん
 俗界を離れて山中に住み、不老不死で、飛翔(ひしょう)できるなどの神通力をもつといわれる人。道教で、理想とされる神的存在。仙。神仙。仙客。
 無欲で世事に疎い人。
 仏語。外道(げどう)の修行者で、世俗と交わりを断ち、神通力を修めた人。
 a hermitan immortal; a benevolent wizard living in the mountains
仙術
せんじゅつ
仙人の行う術。また、仙人になる目的で行う術。不老不死羽化登仙の術に到達するのを理想とする神仙の方術。
the secret art of eternal life; supernatural arts
先師
せんし
1 亡くなった師匠先生。
2 前の時代の賢人。先賢。先哲。
呪い
まじない
神仏その他不可思議なものの威力を借りて、災いや病気などを起こしたり、また除いたりする術。Spell
呪術
じゅじゅつ
神や精霊などの超自然的力や神秘的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為、および信念。まじない魔法魔術など。magic
功力
くりき
仏語。修行によって得た不思議な力。功徳の力。効験(こうけん)
教徒
きょうと
ある宗教を信仰する人。believer     
しん
清朝(しんちょう)。中国の清の王朝。また、その時代。
漢民族
かんみんぞく
中国の人口の9割以上を占める民族。人種的にはモンゴロイドに属する。四千年以上の歴史を有し、早くから王朝を建て、漢字を発明し、独自の文化制度を発展させた。名称は前3世紀に成立した漢王朝に由来。漢族。
満州族
まんしゅうぞく
中国東北地方の主要住民。ツングース系の民族で、かつて渤海(ぼっかい)を建てた靺鞨(まっかつ)を建てた女真を建てた女真族の後裔(こうえい)17世紀、女真を統一した太祖ヌルハチが自らの民族名を改めたことによる名称。満族。
気になる
きになる
心配になる。
師父
しふ
 師匠と父。
 父のように敬い親しむ師。

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